初心者でも分かるAI(人工知能)の作り方【2021年最新簡単3ステップ】

こんにちは、AI研究所の三谷です。
今回は初めての方でもわかりやすいように、AI(人工知能)の作り方の手順を紹介したいと思います。
AI(人工知能)を作成する手順は大きく分けて3つのステップがあります。

AIの作り方

この、「データを集める」「学習済みモデルを作る」「サービスに組み込む」というAIの作り方の3つのステップについて詳しく解説していきます。

AIの学習に必要なデータを集める

AIを賢くさせる学習は、「機械学習」と呼ばれています。機械学習を行うためには膨大なデータが必要になります。
最近ビッグデータが重要視され、様々な企業が資金を投資しビッグデータを集めている理由の一つが機械学習に利用するためです。
特に最近では、IoT(もののインターネット)を利用してこのビッグデータを収集する動きが盛んに起こっています。

では、機械学習に必要なデータはどれくらい必要で、どのように集めればいいのでしょうか?

機械学習に必要なデータの数と集め方

まず、必要となるデータの数ですが、これは人工知能の用途によって変わってくるため一概にこれだけのデータがあればOKというふうに断定することができず、現状は人間が推測するしかありません。

例えば、銀行の融資の審査ができる人工知能サービスを作りたいとした時に「5,000人くらいの過去の融資審査のデータがあれば精度の高い人工知能が作れそうだな」とか、「20〜30人だと少なすぎるだろう」みたいな感じです。

しかし、「データが多くなければAIは作れない」というのは大きな間違いです。
AIの特徴は、運用していくときに溜まったデータも使ってどんどん賢くなることですので、データが少なくても始めることはできるのです。

その他にも、人の顔を識別するような人工知能を作りたい場合は100,000人くらいの写真があればいいかなとか、自分の顔だけ認識できればいいのであれば、100〜200通りの写真でいいかなといった感じで大体は予測がつくかと思います。

AIに必要なデータの活用方法が学べるセミナーのご紹介

社内に既にデータはあるけど、どのやってデータを使ったらいいか悩まれている方は、AIエンジニア向けセミナー(3カ月育成ロングコース)AIビジネス活用セミナーを受講するとデータの集め方やデータの処理、活用方法が理解できるのでおすすめです。

AIエンジニア向けセミナーの概要

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もちろん非エンジニアの方でも、ゼロからプログラムの実装方法を学ぶことができます。
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AIの作成に必要なデータの集め方の事例

データの集め方についての方法は4つあります。

  1. 既に社内にあるデータを使用する方法
  2. 動画から画像データを集める方法
  3. IoT媒体を使う方法
  4. Webサービスを利用する方法

それぞれの方法について解説していきます。

既に社内にあるデータを使用する方法

まず一つ目は、既に社内にあるデータを使用する方法です。
顧客データや売上データ、機械のセンサーデータや文書データなど、会社の資産として溜まっているデータがあるかと思います。

クレジットカード審査

ここで例に出すのは「クレジットカード審査」のデータです。弊社で開催しているAIエンジニア向けセミナー用にカスタマイズしたものですが、過去の1,500人分のデータと、審査結果の正解ラベルを用意することで学習データとすることができます。

クレジットカード審査のデータ

動画から画像データを集める方法

二つ目は、動画から画像データを集める方法です。
動画は画像データをパラパラマンガの要領で動かしアニメーションにした物なので、例えば、30分の動画でフレームレートが30fpsだと、54,000枚の画像データを集めることができます。

このように、動画から画像データを集めディープラーニングを用いて機械学習を行ったAIの作り方の事例として「Googleのネコ」というシステムがあります。

Googleのネコ

Googleのネコ

Googleは1週間にわたってコンピューターにYouTubeを見せ、コンピューターに猫の写真を識別することを学習させることに成功しました。
この研究成果のすごいところは、事前に「猫」のラベル付けをした画像をコンピューターに与えることなく、コンピューター自身が、YouTubeの画像から猫がどういうものかを知ったことです。
AI自身が自ら猫をグループ分けして認知することができたわけですから、当時はセンセーショナルな話題になりました。
動画から、というと難しいと感じる方でも、数百枚の画像を集めれば学習もできます。
社内にある画像データを掘り返してみるのもいいかもしれませんね。

IoT媒体を使う方法

三つ目のデータを集める方法は、IoT媒体を使う方法です。
例えば、監視カメラやもしかしたら皆さんが普段利用されているSNSや検索エンジンなどもビッグデータを集めているかもしれません。
こういった媒体を使ったデータ収集にはIoTやセンシングの技術が重要になってきます。

これはIoTのデバイスを作る必要がありますが、主にセンサーデバイスの温度、加速度、圧力等のデータと合わせて、ユーザーの使用頻度や使用方法を取得することができます。
IoTの真価はビッグデータを集める部分にあると言われています。

Pepper

ビッグデータを集める媒体として最近よく目にするものが「Pepper」です。
Pepperを作った林さんは、「Pepperはたくさん展開することでビッグデータを収集し知性を獲得するためのプラットフォームであり、未来を築く上での礎」だと語っています。
Googleとも手を組んで、機械学習やビッグデータの解析なども始まっています。

Pepper

Webサービスを利用する方法

四つ目はWebサービスを利用する方法です。
例えば画像データであればGoogleの画像検索で大量に取得することができます。
もちろん一枚一枚保存していては日が暮れてしまいますが、アプリやウェブスクレイピングの技術を使うことで、一括でダウンロードすることもできます。

WebAPI

その他にもTwitterのAPIで今までのツイートを取得することができたりと、Webにはたくさんのビッグデータが眠っています。
インターネット上のデータをうまく利用するのが一番お金のかからない方法かもしれませんね。

機械学習をさせてAIの「学習済みモデル」を作る

機械学習をさせるためのツールは既にいくつも開発されています。
以前の記事で紹介したAzure ML(プログラミング不要!? AI(人工知能)の作り方【Azure ML – 機械学習】)やDialogflow(【プログラミング不要】Siriのように会話ができるAI(人工知能)の作り方)などがその一つです。

機械学習ツール一覧
・Azure ML(Machine Learning)
・Amazon Machine Learning
・Google Prediction API
・Dialogflow
・Orange
・TensorFlow
・Chainer
・Caffe
・DeepDream
・scik it-learn
・Jubatus
・mahout
・Spark MLlib
・Matlab

機械学習を用いたAIの作り方におすすめのツールはAzure ML

上記の中で初心者におすすめなのが、Azure MLです。
Azure MLはプログラミングを書く必要がないためプログラミングの知識がない方にもおすすめです。
また、クラウド上で学習を進めてくれるため、自身のPCのスペックに依存しないシステムのも魅力的です。

Azure MLの使い方については、私たちが開催しているAIビジネス活用セミナーでも学ぶことができます。ご興味のある方は是非ご参加ください!

また、最近ではもっと気軽に使えるものとして、Google、Microsoft、IBM、AmazonなどがAPIを公開しています。
APIと言うと難しそうですが、簡単に言うと、例えばGoogleが作成した汎用的なAIにアクセスして、使えるようにした仕組みです。
GoogleのCloud Visionを使うと、画像認識のAPIを体験することもできますよ!
APIを使ったAIの作り方もAI研究所のAIビジネス活用セミナーでは詳しく解説しています。
AIビジネス活用セミナーの詳細はこちら


AIのモデルをプログラミングを使ってサービスに組み込む

機械学習が完了したAIを利用するためには、サービスに組み込むためのプログラムが必要となってきます。 例として、画像を認識できるような人工知能のサービスを作る場合に必要なプログラムを図式化してみました。

AIのモデルをプログラミングを使ってサービスに組み込む

青色の矢印をプログラミングします。

また、作成したAIの「学習済みモデル」をWebにアップロードし、APIを用いて利用する方法もあります。その場合は、API keyなどを利用してAPIを呼び出すプログラミングが必要です。

プログラミングの知識がない方はここが挫折ポイントとなることが多いですが、そんな方々のために私たちAI研究所はプログラミングのAIエンジニア向けセミナーを開催しています。
AIプログラミングを3ヶ月で習得できる、おすすめのAIエンジニア育成セミナーです。
AIエンジニア向けセミナーの詳細はこちら

無料ツールを使ったAIの学習方法や作り方

初心者の方にとってAIを個人で学習したり、開発するというのはハードルが高いように感じるかもしれません。
ですがツールを使うことによって学習や開発の壁を下げることができます。
このセクションでは、無料で使うことのできるおススメのAIツールを紹介します。

Google Colaboratory

Google Colaboratory

Google Colaboratory(グーグル・コラボレイトリー)とは環境構築不要でwebブラウザとインターネットさえあれば、すぐに機械学習を始められる画期的なサービスです。
AIに限らず環境構築というのは初心者に立ちはだかる最初の大きな壁。
クラウド上で動作するのでパソコンのスペックなどにも左右されないのが大きな強みです。
難しい作業が必要なしに、サイトにアクセスしてすぐにPythonのコードを書いて機械学習を始めることができますよ。
タブレットやスマホからでも利用OK。
NumpyやTensorFlowなどのライブラリもすでにインストールされていて、追加で別のライブラリもインストールすることができます。
さらに詳しくGoogle Colaboratoryについて知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。
ちなみにAIエンジニア向けセミナーでも使い方を詳しく解説しています。

IBM Watson

IBM Watson

IBM Watsonは様々なAPIの集合体ともいえる人工知能です。
ライト・アカウントという無料のアカウントを使うことによって、様々な機能を試すことができます。
例えば、音声をテキストへ変換してくれるAPIである「Speech to Text」。
ディープラーニングを使って書き起こしをしたり、顧客からの問い合わせの声を文章化したりなど様々な活用ができます。
AIでどんなことができるかということを実感できるツールです。
Watsonを使えば、質問に自動で回答してくれるチャットボットなども作れます。
「Speech to Text」を使ったアプリの作り方も、公式サイトでデモ動画を通じて学べます。
Watsonについてはこちらの記事にも詳しいです。

Sony Neural Network Console

Sony Neural Network Console

Sonyが開発した「Neural Network Console」はドラックアンドドロップでディープラーニングができると話題の統合開発環境です。
原則としてTensorflowやChainerなどのライブラリを使う際には、プログラミングコードを書く必要がありました。
ですが、Neural Network ConsoleではGUIを使うことで直感的な操作で学習モデルの構築などをすることができます。
国産のツールなのでドキュメントも日本語。
動画のチュートリアルもYoutubeにあげられていて、AIの作り方が解説されています。
公式サイトにも詳細なサンプルプロジェクトが公開されています。
挫折しにくいシステムになっていますよ。
こちらの記事にもNeural Network Consoleの概要を解説しています。

AIの作り方まとめ

AIを作成するためには、AIの学習に必要なデータと機械学習、そして学習済みモデルを組み込むためのプログラミングが必要になります。
現在は、AIを作成するためのツールやプログラミングに必要な機械学習ライブラリも多く出ていて誰でも簡単にAIを作成できるようになっています。
また、記事内で紹介させていただいたAI研究所の「AIエンジニア向けセミナー」や「AIビジネス活用セミナー」に参加すれば、AI理論やPythonプログラミングの基礎から、ライブラリを使用したディープラーニングの実装など、実務に繋がる分野まで学ぶことができます。
独学で学ぶよりも遥かに効率的なのでご検討ください。

さらに、JDLA認定のE資格対策講座を受けたい場合、E資格対策短期集中講座という、最短でE資格の合格を目指すセミナーもございます。
E資格試験の受験資格を得るためには、日本ディープラーニング協会(JDLA)が認定したプログラムの受講修了が必須となります。
本講座を修了することで、E資格の受験資格を短期間で確実に取得することができます。

この機会に是非、初心者向けでAIが全く分からなくても受けられるAIセミナーに参加して、AI作成にチャレンジしてみてくださいね!

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