
こんにちは!AI研究所の見習い研究員Chisatoです。
本日のtopicsは既存の監視カメラ映像から混雑度をA I解析する「SECURE群衆カウントソリューション」をご紹介します。
顔認証等生体認証による入退管理、監視カメラシステム等によるソリューションを提供する株式会社セキュアと、画像処理技術およびAI技術の研究開発を行う株式会社モルフォは、防犯カメラの映像から混雑状況を判定する映像解析ソフトウェア「SECURE群衆カウントソリューション」を開発し、2020年11月2日より提供を開始しました。
開発背景
Go-ToトラベルやGo-Toイート、Go-Toイベントなどが開始された事による人の移動の増加に伴い、施設側は混雑対策や3密対策をより充実させる必要があります。しかし、従来のカウントシステムは専用の人数計測器を設置する必要がある、あるいは専用の解析サーバを現地に設置する必要があり、そのため導入コストが課題となっていました。
セキュアは豊富な監視カメラソリューションの実績に加え、モルフォの先進のAI画像解析技術および世界最速級Deep Learning推論エンジンをクラウドに実装することで、大幅なコストダウンに成功。既存のネットワークカメラも活用できるので利用を申し込むだけで運用を開始することが可能です。
ソリューション特長
映像解析はクラウド側で実装、ネットワークカメラの映像をセキュアクラウドサーバへ映像を送信することでサービスを提供できます。またネットワークカメラはあらゆるメーカーにも対応しているので、既存のIPカメラでもすぐに利用することが可能です。
群衆カウントソリューション
撮影された映像から人数をカウントし、予め設定された閾値を超えるとアラートで通知します。またカメラ映像には最大4ヶ所のエリアを設定することで、必要な場所を測定することも可能です。
導入シーン
以下の他にも、駅や公園、広場など人が集まる場所に最適です。
システム構成
SFTP・FTP形式で画像転送する機能を搭載しているカメラであれば、すぐに本ソリューションを利用することが可能です。
API実装や警備システムとの連携、他社ソフトと連携することで様々な混雑シーンに最適なソリューションを目指す、「SECURE群衆カウントソリューション」に注目です!