
みなさん、こんにちは。
何かを勉強する際にはモチベーションの維持や目標設定することが勉強をより頑張る秘訣だと言われています。
資格試験などはその代表の1つであり、資格取得によって自分の能力を外部に証明できるようになります。
今回は、データサイエンティストにおすすめの資格を紹介したいと思います。
専門性の高い技術者であるデータサイエンティスト向けの資格はどういったものがあるのか、また資格以外のおすすめ勉強方法についても記事内で触れています。
データサイエンティストとは
データサイエンティストとは、データ分析を専門とする職業です。
ビッグデータと呼ばれる、膨大なデータから見えない特徴を見つけだし、企業が持つ課題を解決できる提案を行います。
こちらの記事で、詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
また、YouTubeでもデータサイエンティストについて解説している動画は複数あります。
参考にいくつか貼っておくので、こちらもよろしかったらぜひご覧ください。
データサイエンティストにおすすめの資格
そもそもデータサイエンティストになるには資格が必要?
専門職の場合、ある資格を持たなければその仕事を行えない職業もいくつかあります。
データサイエンティストの場合、そういった資格を持つ必要はありません。
そのため、独学で勉強して、何も資格を持たないままデータサイエンティストとして働くことも理論上は可能ということです。
しかし、経験も資格も何もないままデータサイエンティストとして働き始めることは、自分の実力証明ができないことになってしまいます。
そのため以下で紹介するおすすめの資格を取得することをおすすめします。
データサイエンティストにおすすめの資格
統計検定
データサイエンティストに必要なスキルの1つに、統計学の知識があります。
統計検定は、統計学の知識を問う試験で、1級~4級までの難易度があります。
また、統計検定以外にも統計調査士やデータサイエンス基礎などの受験科目があります。
受験方法が、会場に行って紙のテスト用紙での試験と日本全国にある会場のパソコンから受験する試験の2種類存在しています。
試験によっては東京や大阪など主要都市のみで開催されているものもあるため、統計検定は比較的受験しやすいですね。
統計データ分析士
統計データ分析士は検定試験ではなく、統計科学研究所が行っている講座を受験し終わることでもらえる認定資格です。
統計データ分析士は1級から3級まで存在し、それぞれで受けるべき講座の種類や量が異なってきます。
統計についての講座を複数開講しており、また少人数制でもあるため、非常に密なコミュニケーションがとれます。
統計学は複雑で難しい学問であるため、少人数で気軽に質問可能な環境で勉強できることはありがたいことですね。
情報処理検定・応用技術検定
情報処理検定・応用技術検定は、IPAが運営するIT知識を問われる検定試験です。
中でも情報処理検定は、ITエンジニアの登竜門と言われている試験です。
試験内容は、システム設計や情報技術を活用した業務が行えるかどうかと問う内容となっています。
応用技術検定は、情報処理検定の難易度が高いバージョンだと思ってもらって大丈夫です。
試験内容は、高度IT人材になれるような項目が多数存在しています。
アクチュアリー数学検定
アクチュアリー数学検定とは、日本アクチュアリー会が運営する資格試験です。
日本アクチュアリー会は、保険や金融等で必要な数学的知識を問う資格試験を行っています。
そのため、内容としてはデータサイエンティストに関係するものではありません。
しかし、数学検定の試験範囲内にデータサイエンティストに必要な数学知識が豊富に入っているため、ここではこの数学検定の受験をおすすめしています。
Verified Certificate
こちらは、スタンフォード大学が支援している機械学習のオンライン講座です。
データサイエンティストとしてプログラミングスキルは必要不可欠ですが、機械学習や深層学習などの知識も今後求められてきます。
そんな機械学習の講座をオンラインで受けられるため、場所や時間に問わず勉強することができます。
講座以内では、データサイエンティストにとって必要な実践的知識が多く含まれているため、おすすめです。
G検定・E資格
G検定、E資格はどちらもディープラーニングに関する知識を問われる検定、資格試験です。
G検定の場合、ディープラーニングの知識を事業活用できるかということが問われており、内容もディープラーニングを中心とした検定試験となっています。
E資格は、ディープラーニング以外にも応用数学、機械学習や開発環境など幅広い知識を問われています。
G検定・E資格に合格するための講座も存在します。
以下にリンクを載せているので、よろしければぜひご覧になってください。
オラクルマスター
オラクルマスターとは、オラクル社が提供するオラクルデータベースを扱う能力を問う試験です。
難易度によって、試験内容が異なっており、また内容にはデータベース管理知識以外にもSQLについての知識も問われる試験です。
資格以外にもデータサイエンティストに必要な知識を学ぶ方法
データサイエンティストは、専門的な技術者であるため、しっかりとした学習が必要です。
資格取得は、その中の1つの方法であり、データサイエンスのようなデータサイエンティストに必要な知識を学ぶ方法はいくつかあります。
今回は、2つ紹介したいと思います。
大学
海外では、データサイエンスを専門的に学ぶデータサイエンス学部なるものが多数存在しています。
実は、日本で最初のデータサイエンス学部ができたのは2017年と、まだ新しいです。
現在では、データサイエンティストの重要度や注目度が上がったことにより、次々に各大学にデータサイエンス学部が誕生しています。
以下が大学一覧です。
・滋賀大学(1番最初にデータサイエンス学部を設立)
・横浜市立大学
・武蔵野大学
・立正大学(2021年4月新設)
・南山大学(2021年4月新設)
データサイエンス学部は今後も続々と増えていくのではないかと思います。
大学は図書館や研究施設、優秀な先生方などといった何かを学びたい方にとっては最高の場所です。
やりたいことや学びたいことがある状態で大学に行くと、かなり知識も吸収でき、成長できると思います。
まとまったお金と時間が必要にはなりますが、データサイエンティストになりたいという強い意志がある方は、大学に行くことをおすすめします。
講座やセミナー
数年単位の長期的な時間はとれないけど、数日単位で時間は作れるという方には、講座やセミナーがおすすめです。
こちらは、AI研究所が行っているAIセミナーです。
こうしたセミナーや講座は現在いくつも存在しています。
場所が限られるものもありますが、オンラインで行っているものも存在します。
統計学は自分で勉強して、プログラミングだけ講座やセミナーを利用する、といった風に自分のレベルに合わせて使ってみることをおすすめします。
まとめ
- データサイエンティスト向けの資格試験や講座は多数存在する
- 資格取得以外にも大学やセミナーによってデータサイエンティストに必要な知識が学べる
いかがだったでしょうか。
データサイエンティストは専門性が高い職業であるため、普段聞いたことのない資格試験ばかりではありませんでしたか。
このほかにもデータサイエンティストになりたい方におすすめの資格は多数存在するため、ぜひ検索してみてください。