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公開日:2020.10.21 [最終更新日]2020.11.19

AI(人工知能)は会話できるのか?AIが会話する仕組みを徹底解説

AI(人工知能)の知識

AI会話できるのか

「AIと会話できるの?」と思う方は多いですが、私たちは無意識のうちにAIと会話をしています。
例えば、私たちが当然のように使っているスマホの音声アシスタントには、非常に高精度な技術で開発されたAIが搭載されているのです。

そこで気になるのが、AIが会話する仕組みだと思います。
記事では、AIが会話する仕組みやAIと会話できるおすすめアプリなどをご紹介します。

AI(人工知能)は会話できるのか?

AIは会話できるのか

AI(人工知能)とは、人間と同レベルの知能を持つコンピューターのこと。
しかし、現在使われているAIはすべて「特化型人工知能」と呼ばれる1つもしくは少数のタスクだけ行えるものです。
アニメやSF映画に出てくるような、完全に人間と同じ行動ができるAIが登場するのは数十年後の話。

だからといって、会話できるAIが存在しないというわけではありません。
すでに会話できるAIが私たちの生活を支えてくれているのです。

例えば、様々な企業の公式サイトで見られるチャットボット。
チャットボットはAIが搭載されているからこそ、人間の問い合わせを理解して、適切な答えを出せています。

もっと身近な例を出せば、アップルのSiriやアマゾンのアレクサにもAIが搭載されています。
特にSiriの会話精度は高く、気軽にAIと会話できる代表例です。

このように、すでに会話できるAIが続々と開発されています。
AIに会話をさせるために必要な技術も発展していることから、その精度は今後より高まることでしょう。
AI搭載ロボットと普通の会話を楽しめる日はそう遠くありません。

AIが会話できる仕組み

AIが会話できる仕組み

AIが会話できる仕組みについてチャットボットを例に解説いたします。
チャットボットは、インプットされたデータに対し、適切な回答を導き出せるようにトレーニングされたロボットです。

チャットボットを始め、会話できるAIでは「ディープラーニング」と「自然言語処理」が重要なテクノロジーとなっています。

ディープラーニングとは機械学習の種類で、十分なデータを与えれば機械が自分で学習できるようにすることです。
AI搭載チャットボットや音声アシスタントは、利用するほど精度が高まり、パーソナライズ化されます。
それはAIがディープラーニングを用いて、ユーザーの問いかけと反応を自ら学習しているからです。

そして自然言語処理とは、簡単に言えば機械に人間の言語を理解させる処理のこと。
AIに膨大なテキストや音声データを与えることで、AIは言葉からパターンを見つけ出し、テキストや音声を理解できるようになるのです。

自然言語処理を行えば、AIが言葉の理解をできるだけではなく、関連する言葉の推測も行えるようになります。

例えば、チャットボットに「口座についての相談」と話せば、AIが「口座」という単語から「開設」や「停止」などを推測し、ユーザーに選択肢を表示するのです。

AIチャットボットでは、この推測機能が重要となっています。
いかに早く、いかに正確にユーザーの質問を理解して、適切な回答を出すことがチャットボットの仕事だからです。

一方、Siriなどの音声アシスタントは、適切な回答の提示はもちろん、会話に対する柔軟な返答も重要視されます。

簡単にAIが会話する仕組みをまとめると、開発段階でAIは膨大なテキストと音声データを学習し、人間の言葉の理解とそれに対する推測精度を高めます。
実際に使用されている間も、ディープラーニングでユーザーとの会話を学習し続け、精度を高めているのです。

会話できるAIを作るうえで最も重要なのは、膨大な学習データを集めること。
少し前までは、質の高いテキストや音声データを収集するのは難しいことでした。
しかし、音声アシスタントが一般家庭にも普及した今、各企業は効率よく学習データを収集でき、音声認識精度はさらに高まると予想されているのです。

音声アシスタントが使われることで、企業はリアルな人々の会話データを得られるようになりました。
今後、会話AIの精度がぐんぐん高まり、誰もが完全にパーソナライズ化されたAIアシスタントを持つ日はそう遠くないかもしれません。

AIと会話できるおすすめのアプリ紹介

AIと会話できるおすすめアプリを紹介します。ぜひ使ってみて、音声認識機能やディープラーニングを実感してください。

AI(人工知能)会話アプリ1:Fluent8

Fluent8は英語学習者向けのAI搭載アプリです。
AIがあなたのレベルに合ったレッスンプランを立てたり、AIによるスピーキングとリスニングの練習があったりと豊富な機能がそろっています。
中でも注目なのが、AIメンターとの会話機能。

高精度の自然言語処理が実装されているので、いつでもバーチャルメンターと英会話の練習が行えるのです。

有料アプリとなりますが、本気で英語スキルを伸ばしたい方にはおすすめです。

AI(人工知能)会話アプリ2:SELF AI

SelfはAIが、あなたのメンタルケアや生活管理、自己分析の手助けなどをしてくれるアプリです。

美少女からロボット、猫など種類も特徴も様々なバーチャルAIがそろっています。
バーチャルAIは、会話を理解するだけではなく、自然な返答もしてくれるのです。

また話すほど、AIはあなたのことを理解し、嗜好を記録したり、会話を展開したりできるようになります。

AIアプリはAndroidにも対応しており、無料で利用できるので、AIとの会話を楽しみたい方にはおすすめです。
その精度の高さや返答のナチュラルさに驚くことでしょう。

AI(人工知能)会話アプリ3:Meena

グーグルがチャットボットモデル「Meena」を開発しました。

Meenaは会話内容に柔軟に対応できる点で画期的です。

現在ある音声アシスタントやチャットボットの精度は高いですが、まだ予期できない会話に対応できないという改善点があります。
それを改善したのがMeenaです。

Meenaのトレーニングには、SNS上の会話が利用され、学習データ量は最新の言語処理モデルの約8倍にあたるそう。
そのため、あらゆる会話内容に対応でき、GoogleによればMeenaの精度は他の会話型AIよりも高いそうです。

Meenaはアプリではありませんが、チャットボットやアプリに搭載されることに期待されます。

AI(人工知能)会話アプリ4:りんな

りんなはマイクロソフト社が開発した元女子高生型ソーシャルチャットボットです。

登録ユーザー数は830万人を突破するほどの大人気。
2020年にはコンテンツチャットモデルが搭載されて話題を呼びました。

コンテンツチャットモデルとは、相手の発言内容を踏まえて、より内容ある返答ができるようにするモデルのことです。

りんなと交流する際は、会話の内容に注目してみてください。
人間味あふれる自然な会話の裏には、高度なコンテンツチャットモデルとディープラーニングの存在があります。

まとめ

AI(人工知能)と会話について解説しました。
AI音声アシスタントやチャットボット、アプリの精度は高まっており、基本的には自然な会話を楽しめます。
SNSや音声アシスタントの普及もあり、質の高いデータを膨大に収集できるようになったので、今後の発展に大きく期待できますね。
もしAIとの会話を楽しみたいなら、アプリやチャットボットを利用するのがおすすめ。
言語処理やディープラーニングなどの技術面を意識するだけで、楽しさが増しますよ。

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