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公開日:2020.10.20 

シンギュラリティとは?シンギュラリティの意味を徹底解説

AI(人工知能)の知識

シンギュラリティ…聞き覚えのない言葉ですよね。
しかし、このシンギュラリティが今後私達が生活していく上で大きなキーポイントとなるのです。
日々の生活、仕事が今後どのように変わっていくのか、シンギュラリティが世の中に大きな影響を与えることとなります。
これから私達に訪れようとしているシンギュラリティについて、この記事でできるだけ細かく解説してみたいと思います。

シンギュラリティとは

シンギュラリティとは、日本語でいうと技術的特異点という言葉になります。
技術的特異点とは、人工知能が人間の知力を超える転換点のことを指します。シンギュラリティを起点にして、AIが人間の知力を凌駕していく、ということです。
この概念は2005年にレイ・カーツワイルによって提唱されたものです。
そもそも、AIは人間が生み出したものですが、いくら機械学習やディープラーニングを積み重ねたところで人間の知力を凌駕することなんてありえるのでしょうか。
シンギュラリティの到来については諸説ありますが、もしシンギュラリティが訪れると私達の生活はどうなるのか確認してみましょう。

関連記事:シンギュラリティとは?概要から仕組み、防ぐ方法や現状などを徹底解説!

2045年問題までに中心となるテクノロジー

レイ・カーツワイルによると、2045年がシンギュラリティの起点となりこの年を堺に、人間の知力をAIが上回るとされています。
2045年問題とは、それ以降に発生すると思われる生活上の様々な問題のことをいいます。
まずは、シンギュラリティの中心となる新しいテクノロジーについて詳しく見ていきましょう。

ディープラーニング

ディープラーニングとは、人間が自然に行うタスクをコンピューターに学習させる機械学習の手法の一つです。
人工知能の発展を支える重要な技術の一つとされ、技術の進歩は様々な分野に応用されています。
自動運転車の分野はディープラーニングの技術が大いに取り入れられています。
標識を認識したり、電柱と人間を区別する能力は、ディープラーニングが可能にしている技術と言えます。これから精度に磨きがかかり近い将来、実用レベルまで到達するでしょう。
2045年問題に大きく関わってくるテクノロジーですね。

ロボット工学

ディープラーニングと合わせて、ロボットの活用も今後2045年問題に大きく関わってくるテクノロジーです。
現在すでに、産業用、家庭用ロボットが活躍中です。産業用ロボットは主に自動車工場で使われており、スポット溶接や組み立て、塗装の工程で活躍しています。今後、さらに活躍の場を広げていきそうです。
家庭用ロボットで有名なものは、掃除ロボットのルンバですね。登場以来性能に磨きがかかり、家電というよりもロボットと分類するほうが正しいとも思えます。
他にはアイボのような、ロボット型ペットも人気です。AIの発達によりさらに人間によりそうロボット型ペットが誕生すると思われます。

IOT

IOTはInternet of things  モノのインターネットとも呼ばれ、今までインターネットにつながっていなかったものをつなぐことによって、モノ自身が発信できるようになります。
ドアが「今、開いているよ。」、工場内の機械が「調子が悪いよ。」、植物が「水が欲しいよ。」、猫の首輪が「今トイレにいるよ。」等、発信するようになります。
実際に、スマートスピーカーや工場のエラー検知などで実用されており、この技術もさらに磨きがかかっていくと予想されています。

ナノテクノロジー

ナノテクノロジーとは、原子や分子のレベルで半導体や、新しい素材を開発するという技術です。
ナノ単位は想像を遥かに超えた小さな単位です。ものすごく小さなコンピューターを作成する技術は、スマートフォンのような端末のチップに活用されています。また、医療分野でもナノレベルの検査で活用され、様々な病気の早期発見に役立っています。
ナノテクノロジーも今後大きく伸びるであろうと言われている分野です。

シンギュラリティによる生活の変化

では、シンギュラリティの2045年問題に直面すると、私達の生活にどのような影響があるのでしょうか。普段の生活は便利になる一方、雇用問題が発生する可能性があります。
今まで人間が担当していた仕事は、AIが担当することになるからです。
AIがたくさんの労働を請負うことになると、ベーシックインカムの実現が可能という説もあります。

雇用問題

AIが代替できる仕事で考えられるものは以下の通りです。

  • 工場の生産ライン
  • 運送、旅客業
  • 事務、経理

工場の生産ラインは大幅に変わると思われます。単純作業が多いのでAIが担当するケースが多くなるのではないでしょうか。繰り返しの作業はコンピューターの得意分野なので尚更ですね。また、人間の体に有害な塗装作業もAIが担当することになりそうです。
自動運転技術が今よりも更に進化すると、タクシーやバスのような旅客業はAIが担当することになるかもしれません。実際に運転手がいないモノレールが運行していますので、自動運転のバスがあってもおかしくないですね。
事務や経理の仕事もAIが得意とする分野です。今でもAPIなどを駆使して効率化を進めることができますが、事務や経理の仕事はその大部分がAIの担当分野となるかもしれません。

AIが仕事を代替することで生まれる仕事

AIが従来の仕事を代替することで、人間は今まで強いられてきた大変な仕事から開放されます。健康で長生きできるようになる人間に対する仕事と、AIを扱うための仕事が誕生すると予想されます。

  • データ収集業
  • AIマネジメント業
  • 人間へのカウンセリング業

シンギュラリティにより、今まで人間が行っていた仕事の何割かはAIが担当することになると思いますが、新しい仕事が生まれる可能性も高いです。
AIを管理する仕事も今より増えると思いますが、人間同士の距離感が更に拡大することにより、人のメンタル面をケアする仕事がより重要さを増してくるのではないかと思います。

ベーシックインカム

ベーシックインカムとは、無条件に最低限度の所得を支給する社会政策です。
例えば、労働による所得の他に毎月10万円を支給する、というような内容です。ベーシックインカムにより実現が期待される事は

  • 格差社会の是正
  • ライフスタイルの多様化の実現

この2点です。ベーシックインカムが実現可能かどうか今のところ定かではありませんが、実現には財やサービスをAIにより生み出す必要があるので、さらなる技術の進化が求められます。
2045年問題とともに、一部実現可能となるかもしれませんね。

起こりうる変化について、以下の動画でも詳しく解説されています。

AIによる労働の代替は進む

シンギュラリティとは、技術的特異点のことを指し、AIが人間の知力を凌駕するポイントのことを指します。そして、そのポイントは2045年に来ると言われ、最近では2045年問題として取り上げられています。
この2045年問題とは主にAIによる労働の代替のことを指し、今まで人間が行っていた仕事をAIが担当することになるとされています。構造は昔の産業革命と同じではないでしょうか。
AIが人間の仕事を行うことで、AIをマネジメントする仕事や、人間をケアする仕事が新たに活性化するとも言われています。
そもそも、シンギュラリティや2045年問題が起こるのか?という点も議論されており、怒らないかもしれないとも言われています。とはいえ、AIはこれからも進歩し続けることは間違いないですし、確実に新しい時代が近づいていることは間違いなさそうです。

 


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