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公開日:2020.10.20 

ディープラーニングが簡単にできるAIアプリまとめ

機械学習

AI技術がものすごい早さで進化を続けている昨今、その技術を身近に感じたことはありますか?
私達のもっとも身近なものといえばスマートフォンですよね。最近では、AIテクノロジーを駆使したアプリが数多くリリースされています。生活インフラに活用されているAI技術は規模が大きいので身近に感じることが難しいですが、スマートフォンのアプリだと、驚きのAI技術を手元で実感することができます。
この記事ではAI技術の核となるディープラーニングの概要と、実際にディープラーニングが活用されているアプリを紹介したいと思います。面白そうなアプリがあれば、是非使ってみてくださいね。

ディープラーニングとはどのような技術なのか?

ディープラーニングとは、十分なデータがあれば人間の助けなくAIが自力で学習を進めることができる、というAI技術のうちの一つです。
数多くのデータから特徴を抽出し、最適であろうとされる答えをだします。囲碁や将棋のAIはディープラーニングの技術を使っています。AIが自ら学習して、最適な手を考えています。

関連記事:ディープラーニングについて学べるおすすめの本は?

AIとディープラーニング

AIとディープラーニングを同じように考えてしまいそうですが、ディープラーニングはAIのカテゴリーの中に存在します。AIのカテゴリーの中に機械学習があって、その中にディープラーニングが存在するというイメージです。ディープラーニングはAI技術の核といえますね。
機械学習は、パターン化されたものを振り分けるような技術ですが、ディープラーニングはデータを元に自ら学習し、最適化をすすめる技術です。ディープラーニングも機械学習と同様にアルゴリズムを活用し学習を進めていきます。

ディープラーニングの技術で可能なこと

ディープラーニングの中心となる4つの技術を紹介したいと思います。現在、これらの技術により様々な分野で活用されています。

画像認識

人間の顔や標識、看板などを認識する技術です。
iPhoneのロック解除やセキュリティカードの代わりとして顔認証キーが採用されています。
また、自動運転の際に、標識や歩行者を認知する技術としても使われており、今後のAI活用には欠かせない技術です。
認識の仕組みは、データ解析です。数十万にのぼる画像データから特徴を抽出し画像に写っているものを判断します。この認識の方法は人間と同じです。より多くのデータがないと精度の高い検出ができません。

音声認識

音声認識とは、AIにより音声データをテキストデータに変換する技術です。
音声データをテキストデータに変換し、検索の結果を行動として出力しています。AppleのSiriやGoogleのOKGoogle、Alexaなどのスマートスピーカーはこのような方法で、電気をつけたり音楽をかけたりしています。
音声をテキストに変換するデータとして、音響分析、音響モデル、言語モデルが使われています。最近では、音声をテキスト化する能力がますます向上しています。

自然言語処理

自然言語処理とは人間の発する言語を機械で処理することです。
話し言葉から書き言葉までを自然言語の対象として、その言葉がもつ意味を解析する技術です。翻訳や音声の文字起こし、自動テロップ生成として活用されていますが、完全な実用化は難しく、誤った解析が度々見られます。Google翻訳もこの技術を活用していますが、まだまだ改善の余地はありそうです。
現時点では、様々な手法や技術でより正しい解析を目指している段階です。

異常検知

異常検知とは、元となる基本データから、外れた値を示すもの、異なる振る舞いをするデータを検知して知らせる技術です。
工場の生産ラインにおけるエラー検知に活用されている他、株価が大きく動いたときのアラートや、検索ワードが急変したときの急上昇ワード、クレジットカードの不正利用検知など、様々な分野で活用されています。
精度を高く運用するには、元となる膨大なデータを収集する必要があります。

ディープラーニングについては、以下の動画でも詳しく解説されています、

 

ディープラーニングを活用したアプリ4選

ディープラーニングの技術が活用されたアプリを4つ紹介したいと思います。データを元にディープラーニングを繰り返し、AIが学習していくアプリです。楽しく、役に立つアプリもありますので、興味があれば是非使ってみてくださいね。

SELF

会話系アプリのSELFです。ユーザーのデータを収集し、適切な情報を提供したり、話し相手になってくれます。基本的に肯定的な内容で励ましてくれるアプリです。
会話を積み重ねていくことで、ユーザーのデータを収集しますのでよりピンポイントな会話内容に洗練されていきます。
会話相手のキャラも豊富で、使えば使うほど楽しさが増して感情移入できるようになっています。同様なサービスは他にもありますが、楽しさで選ぶならばSELFはオススメしたいアプリです。

GoogleAllo

GoogleAlloとは、Googleが提供するチャットアプリです。

基本的な使い方は、ラインのようなメッセージアプリと同じですが、GoogleAlloは、返信の提案がされます。Gmailでもメールの内容を分析して、いくつか返信内容が提案される便利な機能がありますが、メッセージアプリでも同様な機能を使うことができます。プライベートよりも、定型文を使うことが多いビジネスでの利用に向いているかもしれません。
メッセージに合わせて返信の候補が出てくるのは思いの外便利な機能です。

Speak Buddy

Speak Buddyは英語学習に会話アプリを取り入れた、スタディアプリです。
英語学習者データを搭載したAIを相手に、英語学習を行います。
内容は、単語学習、リスニング、会話、英作文、応用練習となっています。AIが特に力を発揮するのは、リスニングや会話の項目ではないでしょうか。
間違った発音をすると、AIがフィードバックで教えてくれますので、対人の英会話教室さながらの勉強が可能です。
ちょっとしたスキマ時間でも、スマホを使って英会話の学習ができるのは助かりますね。

Artomaton

Artomatonは、ユーザーが選んだ画像をもとにAIが絵を書いてくれるアプリです。厳密には画像を元に、AIがアレンジしてくるというアプリです。
たとえば、油絵タッチの画像に変更したり、陰影をよりつけてくれたり、デッサン風に書き換えてくれるなど、タッチは多彩です。
記事や資料に参考画像を乗せる時のアレンジに使うといいですね。アレンジの幅が広いので色々な事に使えそうです。

ディープラーニングを身近に感じてみましょう

アプリに搭載されているディープラーニングの技術は、音声認識、画像認識、自然言語処理、の技術が主に使われています。音声認識は、SiriやAlexaが有名です。自然言語処理はチャットツールでうまく活用されています。
ディープラーニングの技術が使われているアプリではいまところ、音声認識や会話における自然言語処置の技術が最も活用されているように思えます。自然言語処置の技術は、人間の会話におけるあいまい表現の再現が難しく、さらなる精度の向上にはもう少し時間がかかりそうです。
紹介したアプリ以外にも、ディープラーニングの技術が活用されたアプリは数多くリリースされています。AIが自ら学習し、パターンを広げていくのは興味深い挙動です。この機会にアプリをつかって、身近にAIを感じてみてはいかがでしょうか。

 


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