
こんにちは!AI研究所の見習い研究員Chisatoです。
本日のtopicsは、HMS社製産業用AIスマートカメラ「SiNGRAYシリーズ」をご紹介します。
キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社(以下キヤノンITS)は、HMS株式会社と販売代理店契約を締結し、HMS社製産業用AIスマートカメラ「SiNGRAYシリーズ」の提供を2020年2月中旬から開始します。
提供開始 背景
近年、製造現場においてもAI技術の活用がはじまっています。製造現場での最大のテーマは省人化であり、特に目視検査をおこなっている人員の削減が重要な課題になっています。この課題は世界共通のテーマであり、AI技術による解決を模索している段階といえます。
キヤノンITSはこのような課題を解決するために、AI技術を搭載した高速かつ小型軽量の産業用AIスマートカメラ「SiNGRAYシリーズ」の提供を開始します。
「SiNGRAYシリーズ」とは
高精細画像センサ入力と高機能組込み画像処理装置を一体化したAI搭載の産業用スマートカメラです。開発環境には、ユーザビリティに優れた開発ツールが付属しており、この開発環境から深層学習Deep Learning技術を使った画像処理システムが構築できます。これにより、これまで目視では判別困難であった対象物に対する、より正確な画像判定や分類ができるシステムを短期間で開発することができます。
本製品は、AIスマートカメラ本体(SiNGRAY Iシリーズ、SiNGRAY Rシリーズ)と付属のSDKパッケージ(EasyAIパソコン側)で構成されています。
産業検査用AIスマートカメラ「SiNGRAY Iシリーズ」
産業用3D AIスマートカメラ「SiNGRAY Rシリーズ」
EasyAIパソコン側SDKパッケージ
価格
「SiNGRAYシリーズ」活用例
キヤノンITSは、今後も、産業用カメラ、産業用パソコン、画像入力ボード、画像処理ソフトウェアといった最先端のマシンビジョンシステム製品を中心に、製造現場に向けたソリューションを提供していく予定です。
マシンビジョン分野でのAI活用を推進する、HMS社製 産業用AIスマートカメラ「SiNGRAY シリーズ」に注目です!