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公開日:2019.11.10 [最終更新日]2019.11.07

ディープラーニング・フレームワーク「AILIA」とは?!

カテゴリー: AI(人工知能)のニュース

こんにちは!AI研究所の見習い研究員Chisatoです。
本日のtopicsは、世界最高水準の推論速度をクロスプラットフォームで実現した最新の「AILIA」をご紹介します。

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株式会社アクセルは、独自開発したディープラーニング・フレームワーク「AILIA」をアップデートし、クロスプラットフォームでのGPU推論を実現することにより、世界最高水準の推論速度を実現しました。
また、「AILIA」の共同開発及び販売に加え、アクセルが推論フレームワークの開発で培ったノウハウを生かし、コンサルティングや学習支援、各種プラットフォームへのポーティングなど、AIの実用化に向けたトータルソリューションを提供する子会社「ax株式会社」を2019年5月22日に設立しました。

アップデートした「AILIA」概要

「AILIA」はエッジ推論に特化したディープラーニング・フレームワークです。既存のフレームワークでは、特定のメーカーのGPUでしか動作しないという課題に対し、当社は、Windows®標準のGPGPUフレームワークであるC++AMP、Mac®及びiOS®標準のGPGPUアクセラレータであるMetalPerformanceShaders、Android標準のGPGPUフレームワークであるRenderScriptで、DNN(Deep Neural Network)インタフェースを独自実装することで、クロスプラットフォームでのGPU推論を実現しました。

クロスプラットフォームに対応する「AILIA」

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GPUに対応したことにより世界最高水準の推論速度をクロスプラットフォームで実現

代表的な学習済みモデル(YOLO_TINY)における推論速度比
・ 競合Aの推論処理を1とした場合のAILIAの速度
・ iOSでは約3倍の速度で推論処理を実現(アクセル社調べ)

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■エッジ向け推論に最適化された各種機能

「AILIA」はC++で推論を記述できるため、お客様のアプリケーションに簡単に機械学習の機能を実装することが可能です。また、クロスプラットフォームで共通の重み係数を使用できるため、既存のフレームワークで発生しやすい、重み係数の変換処理に失敗するという問題を低減し、検証コストを削減することができます。加えて、重み係数を圧縮することで通信速度やアプリケーションの容量を削減する機能や、重み係数を暗号化することで学習済みモデルを保護する機能も付加しています。「AILIA」を採用いただくことで、お客様のワークフローを大幅に改善するとともに、低レイヤーまで含めた一貫したサポートを提供するため、安心して長期間、ご利用いただくことが可能です。

今後は、OpenCL®及びOpenVX(TM)への対応を予定しており、組み込み機器やASICへもサポートを広げるとともに、Python®、JNIなどマルチランゲージへの対応も進めていく方針です。

国内のみならず、グローバルな展開を目指す「AILIA」に注目です!

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AI研究所 研究スタッフ

【マサミ】

アメリカ・サンフランシスコにある情報メディアの専門学校を卒業。大手金融会社での事務経験を経て、2016年9月よりAI研究所に入所。見習い研究員として、AI技術を日々勉強中。


【三谷】

AIセミナー責任者、講師。AIについての幅広い知識を持ち、人に分かりやすく伝える技術を持つ。特にAIを事業や仕事に取り入れる方法について日々講義しています。

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