AI研究所 - AI(人工知能)に脅かされないために、AI(人工知能)を作る側の人間になる -

HOME  >  E資格とは?概要から学習方法、おすすめ必須講座も紹介!

公開日:2019.10.08 [最終更新日]2019.10.09

E資格とは?概要から学習方法、おすすめ必須講座も紹介!

カテゴリー: AI(人工知能)の資格

現在JDLA主催のディープラーニング検定「E資格」の試験が実施され、エンジニアの間で話題になっています。
しかし、実際「E資格」は何の役に立ち、どんな資格なのか、いまいち概要が分からない方も多いかと思います。
「E資格」には講座の受講が必須となるため、それほど取得する価値があるのか気になるところです。
そこで今回は、「E資格」の受験を検討中の方に向けて基本的な概要と必須講座について解説していきましょう。

E資格とは?

Screenshot_20190911-194631-01

「E資格」とは、ディープラーニングを実装するエンジニアの技能を認定するエンジニア向けの資格です。
日本の産業競争力の向上を目指し、エンジニアがAIを軸にした技術を高めるために「一般社団法人日本ディープラーニング協会」(JDLA)が創設しました。
トヨタ自動車、Preferred Networks、NVIDIAなど世界のAI技術を牽引する企業が監修・協賛しているのが特徴です。
出題範囲は、一般的なAI知識の他、応用数学、機械学習、深層学習の応用など深層モデルの構築、Pythonを使ったプログラミングまで幅広く出題されます。
協会が認定したプログラムを終了することが受験条件となっており、年3回開催されます。
E資格は、基礎編となるG検定の応用編となっており、両方を資格取得することで、トップエンジニアとして自信に繋がるでしょう。

E資格の受験料は?     

そんなE資格の気になる受講料は下記の通りになっています。

  • 一般 32,400円 (税込) 
  • 学生 21,600円 (税込) 
  • JDLA正会員・賛助会員 27,000円 (税込)

という風に値段が変わっています。

E資格を受けるメリット

Screenshot_20190911-194559-01

E資格を受ける最大のメリットは、AI関連の知識が身に付き、トップエンジニアの人脈が広がることが挙げられます。
認定講座を受講すれば、AIに必要な応用数学を体系的に学び、機械学習、深層学習まで実践的なスキルを身につけることができます。
資格取得を通して講座で仲間ができ、モチベーションを維持しながら勉強できるのがメリット。
E資格に合格すると、専用コミュニティがあり、業界の他社エンジニアと情報交換したり、人脈が広がり、自身のキャリアアップにも役立ちます。
E資格はベンダー資格ですが、今後のAIの普及により付加価値の高いものとなるでしょう。

E資格の難易度・参加者の特徴は?

Screenshot_20190911-194758-01

2018年9月の第1回目回は、試験の受験者数は387名、合格者は245名、合格率は 63.31%でした。
参加者の年齢層は10代から60代までと幅広く、最も多い年齢層は20代、 次に30代と続き、全体の70%を占めています。
参加者の業種は、ソフトウェア業と情報処理、提供サービスが全体の60%を占めています。
他には、通信業・金融・不動産業・学生など、幅広い業種の人が資格取得を目指しています。
日本政府は、AI人材育成に積極的に力を入れており多くの企業もAI人材へのニーズが高まっています。
今後のキャリアアップのためにもE資格を取得して将来に自己投資する人が増えていくでしょう。

E資格を受けるには講座受講が必須!?

Screenshot_20190911-194807-01

E資格を受験するには、JDLAが認定したプログラムの受講を修了する必要があります。
講座時間は約40時間〜50時間(約2ヶ月)かかり、講座の受験料は約20万円~45万円です。
E資格の受験費用とは別に時間と費用がかかるため、計画的に学ぶことが大切です。
ディープラーニング協会の関連本を購入すれば、独学でも学習できるのでは?と思う方もいるかもしれません。
講座の講師群には現役AIエンジニアが揃い、応用数学は数学教育の専門家、機械学習は機械学習のAIエンジニアが担当しています。
論文に記載されている計算の途中式から質問ができたり、本からでは学ぶことができないメリットは多いです。

E資格の認定プログラム内容例①応用数学 

E資格では応用数学の知識が主に用いられます。

  • 線形代数、確率、統計、情報理論

E資格の認定プログラム内容例②機械学習 

E資格を受けるにあたり機械学習の知識についても必要となります。

  • 実用的な方法論

E資格の認定プログラム内容例③深層学習 

  • 順伝播型ネットワーク/CNN
  • 深層モデルのための正則化/最適化
  • 回帰結合型ニューラルネットワーク
  • 生成モデル
  • 強化学習

などの知識をJDLA認定のプログラムで受講する必要があります。
JDLAが認定したプログラムを受講するには、線形代数、微分、確率・統計の基本的な知識は必須です。
他にも、PythonのPandas、NumpyなどのPythonライブラリの基本的な使い方を身に付けている必要があります。
試験の内容は口外禁止されているため、E資格の過去問題集はありません。
数学・統計の難易度は高くはありませんが、特異値やベイズ、最新の機械学習系の論文を追っていなければ難しい問題もあります。

E資格とは?まとめ

今回は、E資格の概要、必須講座の内容についてご紹介していきました。
E資格は実践的な資格でありながら、深層学習・機械学習の理論といった専門的な知識も求められます。
E資格に対応した講座は時間と費用がかかるのはネックですが、それに見合った価値を得ることができるでしょう。
今後は、AIエンジニアの急速な需要に伴って、E資格の注目度も高まり、資格取得の価値が上がっていくと見込まれます。
この機会に、ご自身のキャリアに自己投資するために、E資格の取得を目指してみてはいかがでしょうか。

タグ:


参考になったら「いいね!」と「シェア」をお願いします!!

このエントリーをはてなブックマークに追加
AI(人工知能)セミナー開催中
AI(人工知能)入門セミナー AI(人工知能)入門セミナー

AI入門ブログの中の人

AI研究所 研究スタッフ

【マサミ】

アメリカ・サンフランシスコにある情報メディアの専門学校を卒業。大手金融会社での事務経験を経て、2016年9月よりAI研究所に入所。見習い研究員として、AI技術を日々勉強中。


【三谷】

AIセミナー責任者、講師。AIについての幅広い知識を持ち、人に分かりやすく伝える技術を持つ。特にAIを事業や仕事に取り入れる方法について日々講義しています。

AI研究所Twitter

Facebookページ