
こんにちは、AI研究所の見習い研究員のチサトです。
ワウテック株式会社が開発・提供をしているビジネスチャット・社内SNS『WowTalk(ワウトーク)』と、株式会社アイアクトのAIチャットボット『Cogmo Attend(コグモアテンド)』と機能連携を開始したとの発表がありました。
今回は、そんなAIチャットボット『Cogmo Attend(コグモ・アテンド)』についてご紹介します。
AIチャットボット『Cogmo Attend(コグモ・アテンド)』とは
『Cogmo Attend』は、株式会社アイアクトが提供する人の話す言葉を理解し、一問一答型の質問に回答するだけでなく、複雑な分岐条件のある質問にも回答ができる対話型のAIチャットボットです。
標準のインターフェースのほか、LINEやSkypeなどのアプリ連動も可能であり、他システムとの連携がスムーズな点が特徴のチャットボットです。
また、「IBM Watson」の技術を応用しているということもあり、日常的な話し方(自然言語)を理解して応答することが可能です。
そのCogmo Attendが、ワウテック株式会社の提供するビジネスチャット・社内SNS『WowTalk(ワウトーク)』と連携するサービスを開始しました。
ビジネスチャット・社内SNS『WowTalk(ワウトーク)』とは
『WowTalk』は、企業の社員間でチャットや無料通話、社内SNSなどの機能を持った、利用者数5,000社超を誇る企業内チャットツールです。
セキュリティ対策も万全の社内情報共有のツールとして様々なメリットを提供し、グループチャットによる社内コミュニケーション活性化を実現します。
連携することでどんなことができるのか
今回のWowTalkとの連携により、1ユーザとして応答することが可能です。社内のよくある質問に対して、別システム・別画面を立ち上げる必要がなく、通常利用するコミュニケーションツールからの問合せ、即回答を得られるので、社内利用を促す利点があります。
総務や人事、専門部門について、それぞれのチャットボットを作成・メンバー登録することができるので、社内問合せの応答として幅広く利用できます。
まとめ
企業の導入しやすい価格体系でAIチャットボットのサービスをご提供、社内でも、社外からでも、手軽にAIチャットボットを利用できます。
導入後のチャットボット会話のメンテナンスに関しても、運用のきめ細かいサポートをおこなっているので、別途提供のCogmoサポートを使うことで、システム部門の方だけではなく、業務部門の方でも簡単にメンテナンス運用をおこなえます。
また、APIによるシステム連携が可能なことで、チャットボットから応答を返すだけではなく、外部システム処理への依頼を受け取って、チャットボット上で処理を動作させることができます。
これにより、問合せ対応業務の省力化と、これまで人が介して行っていた業務フローの一部を自動化、業務の効率化を促進します。
アイアクトは、今後もCogmo製品シリーズを充実させる方針だそうで、今後、企業のAI利活用の促進に期待が高まりますね!