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更新日:2017.03.08

AI(人工知能)の歴史 その2 ~フレーム問題発覚まで

カテゴリー: AI(人工知能)の歴史

こんにちは。
AI研究所の見習い研究員マサミです。

前回の「AI(人工知能)の歴史 その1 ~ダートマス会議まで」に引き続き、AI(人工知能)の歴史についてお話したいと思います。
AI(人工知能)の歴史シリーズ全5回の2回目になります。

第二回目の今回は、人工知能における最大の問題ともいわれている「フレーム問題」発覚までの歴史をまとめました!


1957年 プログラム言語「FORTRAN」が開発
1957年 「チェッカー」というゲームができるプログラムが開発。世界チャンピオンと対戦できるまでに
1958年 動作中に新たな命令を受け入れることができる再プログラム不要の本格的なAIシステムが開発
1958年 現在における「遺伝的アルゴリズム」の基礎が開発
1962年 世界初の工業ロボット企業が創設
1963年 IQテストに対応した「幾何類比問題」が扱えるプログラムが作成される
1963年 世界初の人工知能全般について記された本が出版
1964年 コンピュータにも代数を使った文章題を解くことが可能だと判明
1965年 英語でいろいろな話題が会話できるプログラムが開発
1969年 人工知能における最大の問題ともいえる「フレーム問題」が発覚


この時期の人工知能の研究は、発見と成功の連続でした。
今までは単なる計算しかできないコンピュータが、知的な処理が可能になりつつあったのです。
しかし、まだまだ人工知能と言える代物ではなく、知的な処理が少しできるようになったというのが現実でした。
この時期の人工知能は少し皮肉も込めて「古き良き人工知能」と呼ばれています。
1969年までには数々の成果を大きな問題なく成功していた人工知能の研究ですが、1969年には大きな問題が発覚しました。
それは、人工知能には現実で起こる問題全てには対処できないという「フレーム問題」です。

フレーム問題は未だに本質的な解決されておらず、人工知能における重要な難問の一つです。
有限の情報処理能力しかないロボットには、現実に起こりうる問題全てに対処することができないことを示すもので、人工知能の世界では、フレーム問題を回避するためにあらかじめ人工知能が扱う状況を限定して行われることが多いです。

人が、どのようにフレーム問題を解決しているかはまだ解明されていません。
車を運転している時に飛行機の運航状況なんて人は普通気にしませんが、機械には条件を与えてあげないとすべての事象を考えてしまってフリーズしちゃうんですね。

機械がフレームを自ら判断できるようになったら人工知能の研究がもっと加速するかもしれませんね♪

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AI研究所 研究スタッフ
通称:マサミ
アメリカ・サンフランシスコにある情報メディアの専門学校を卒業。大手金融会社での事務経験を経て、2016年9月よりAI研究所に入所。見習い研究員として、AI技術を日々勉強中。

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